DJI新型「Agras T70P/T25P」登場|農業ドローン散布の精度と安定性が大幅向上
- IADA
- 11月15日
- 読了時間: 2分
農業ドローンの進化がもたらす新たな可能性

農業の現場では、ドローン散布が欠かせない存在となっています。 そんな中、DJIから新たにリリースされたのがAgras T70PおよびAgras T25Pです。 これまで広く活躍してきたT10/T30シリーズの弱点を克服し、より安定した散布性能を実現しています。
これまでの課題:散布ムラや詰まりの発生

私たちはこれまでT10やT30を使って液剤・粒剤散布を行ってきました。
しかし、ドローン散布に最適化されていない肥料や薬剤では、ノズルの詰まりが頻発し、作業が中断することもしばしばありました。
また、機体モデルやソフトウェアのバージョン差によって、最大30%の散布誤差が生じることも公式に報告されており、散布精度の課題は業界全体の悩みでした。
Agras T70P/T25Pで実現した改善点
新モデルでは、これらの課題が大幅に改善されています。 特に注目すべきは以下のポイントです。
粒剤の詰まりにくさが向上し、作業の中断リスクが低減
散布精度の安定化により、薬剤のムダが減少
散布量の制御アルゴリズムが強化され、より均一な施肥・防除が可能
これにより、散布業者だけでなく、農家の皆さまにとっても高品質な散布作業が実現します。
石川県農業ドローン協会の取り組み
石川県農業ドローン協会では、大型圃場や複数面積の同時散布にも対応しています。
圃場の規模や地形に合わせて複数台の農業ドローンを運用し、スムーズで効率的な散布を提供しています。
また、最新機種Agras T70P/T25Pを導入し、より高精度でムラのない散布サービスを展開中です。 新機種の性能を最大限に活かした散布をお考えの方は、ぜひ一度ご相談ください。
まとめ
DJIのAgras T70P/T25Pは、従来機で指摘されていた詰まりや散布誤差といった課題を解消し、農業ドローンの信頼性をさらに高めたモデルです。
これからのスマート農業の推進において、確かな一歩となるでしょう。
石川県農業ドローン協会では、これらの新機種を活用し、地域農業の効率化と品質向上を支援してまいります。


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